どうも。ナインテイラーズ新しく買い直したついでに読み直してみたんだぜ! ドロシーセイヤーズ著のピーター卿シリーズ。推理物です。
あらすじとかは
ココ参照 ※リンク先のは集英社ですが、私が読んだのは創元推理文庫
この小説は鳴鐘術が暗号を解くカギとなっていて、巻末にそれに関する用語解説もあるんだけど……
なるほど、さっぱり分からん。でもお話的には『この暗号文は解読と作成に専門知識が必要』ってことが分かれば理解できるので、問題なかったっす。なんだか→に貼ってある読書メーターに書き込まれた感想みると、鳴鐘術がわかるとより楽しめるらしいけどね。
ふーん、乱歩もお気に入りだったのか。なんとなく、不気味な因縁話の要素もあるので分かる気がする。
最後はまさかのびっくりオチ。(スキキライ分かれそうだけれど)まさか凶器が……だったなんて! しかし、洪水の描写とか、夜の教会に並ぶ鐘の描写とかすごいっす。あと出てくる村人一々性格付けきちんとしてあって個性的。ドウスリャ書ケルノ そして一々会話が小じゃれてます。
しかし、ピーター卿のシリーズは面白いのに人気出ないな~。貴族探偵ピーター卿とか執事のバンターとか、萌え要素満載なのに…… 他の推理物って、トリック重視で主人公の人間性とかあんまり重視されていない〈気がする。私は〉のが多いけど、このシリーズはどっちかって言うとその逆。キャラが強烈だから一度ハマるととことん読みたくなる。一冊読んで全巻揃え余裕でしたv
で、この書評書くためにナインテイラーズを調べてたらこんな素敵なサイトを見つけてしまった。
ピカデリー110番地A
このページを見ればこのシリーズがどれだけすばらしいか分かっていただけるかと
名言集
ピーター「風呂桶の中に死体を見つけたそうなんだ」
バンター: 「それはそれは、御前。何よりでございます」
は名会話だよなあw
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