あ、↓の宵待草のKAITOバージョン、やっぱ知らないうちにいじっちゃってたんだ…… え、もういい?サーセン。では、書評というか感想。
何故読んだし。斉藤茂吉著万葉秀歌。うん、読むものなくてその辺の本棚にあったのを引っ張り出してきたんだけどね。感想?
日本語でおk。(いや、日本語ですよ)
カバーの所に「万葉集入門」とか書かれているけど、1938年に出ただけあって、
解説自体が私にとってはすでに古文。
「云々」 とか「~して居て」 「殆ど」「此の」等々、今はあんまり使わないのがてんこ盛り。漢文とか普通に入ってくるし。解説も似たつくりの歌の紹介とか、『「久木生うる」という伸びた句と、結句の「しば鳴く」と端的に止めたのを注意していいだろう』といったふうに歌の技巧についてが多く、中には句の意味が書いていないのもある(汗)
これから万葉集勉強しないといけないんだよう、という学生さんにはこの本より角川辺りの(確かビギナークラシックとかいう古典をやさしく噛み砕いて解説してくれるシリーズが出てたはず)軽い奴の方がお勧め。
しかし、短歌は短い文字数でどれだけ無駄なく自分の情感を盛り込むか? のある意味究極の形なので、詩とか歌詞とか書きたい人は勉強してみるといいのでは? と思いましたよ。
ところで…… 家に下巻がなくて
上巻が二冊ってどういうことでしょうね?
●柿本人麿いい人だな
●え、「綿ふかふかであったかそ~」で一首ですか?!
●古文カッコイイよ古文
●枕詞って全何種?
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