採話のときのエピソード入りで、民話とそれを伝える人達の間の絆(?)に注目している感じ。こういった本は『〇〇信仰の影響が北に移る中で変化して……』みたいな硬い物が多いので、語る土地と人の関係に焦点当てているのは新鮮だった。引用される物語も地方の物なので知らないものばかりで面白かった。
思わず地元の民話をネットで調べてしまったよ。そしたら二、三個しかなくてびっくりだ。
雉も鳴かずば、は二通りあるのか。99%同じでも、ラストでこんなにも違って見えるとは。物書きとしたらある意味怖いわ。
というか葛の葉の正体……その発想はなかった。そして自由すぎる桃太郎。
それにしても、比較的最近(といっても密造酒とか戦争中の話とかそんなの民話ってのもあるんだな)
現代の民話っつったら妖怪や天狗は出ないもののこんな感じの話になるのかな?http://videotopics.yahoo.co.jp/videolist/official/others/pd5302e49f82fd974f54b2b5c4af3b1e1 民話とはちょっと違う?