書評ですよ。今回は『贈る物語 みんな怖い話が大好き』
宮部みゆき編 光文社
宮部さんが選んだ海外の恐怖短編を集めた一冊。前に私がレイの兄さん出てる!と騒いでた奴ですな。
まず最初に言いたいのは……「ネタばれェ……」各章の冒頭に、宮部さんが各作品にコメントを書いているんですが、普通にネタばれが……(実は前書きにその注意が書いてあったのだが、後で読もうと飛ばしてた)これから読む人はご注意を。
さて、感想。いやあ、最初の二つは怖かったけど、ほかはそんなでもなかったなあ。でも、色々なパターンの恐怖話があるので、一つはお気に入りの作品があるかと。あと、宮部さんがプロの視点で作品の見所を解説してくれるので、読書苦手、小説ってどう読んでいいかわからん、という人のいい手引き書になるのでは。
以下、続くでぐだぐだ文。
●ファン・ドールンのモデルはゴッホですね、分かります。
●『猿の手』、図書室のすみで読んでいらいだわ。肝心の後半忘れてたw
●『なぞ』、うわわわ、これも小さいときに読んだことがある。やべえ、懐かしい。不思議な感じはしたが、怖いとは思わなかったなあ。
●『寂しい場所』は同じテーマでブラッドベリが書いていたな。もっと暴力的というか直接的な感じだったが……
●なぞ、山荘忌憚書いた人か。山荘忌憚はよく分からなかったな
●三塚が恐怖短編作るとしたら、星新一「金色のピン」 レイ・ブラッドベリ「マンホール」(←タイトルうろおぼえ) ポー「アモンテリャードの樽」は入れ……。ごめん、隠れた名作出せるほど読書家じゃないんだ。
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