※【】内ネタバレのため反転
※手元に本無しで書いてるため、短編のタイトル違ってるかも
最近、心がうす汚れ気味なので洗濯しようとO・ヘンリーの短編集を読んでみた。有名な
最後の一葉(最後に残ったあの葉が落ちたら私の命は…… って奴)と賢者の贈物【
奥さんが髪を売って旦那さんの懐中時計用の鎖を、旦那さんが時計を売って櫛を買う】も収録されている事だし、さぞかし心が洗われ…… って、ちょwヘンリーさんっ!って感じ。正統派いい話だけでなく、ナンテコッタイ!と突っ込みを入れたくなるような皮肉の利いたバッドエンドあり、そういうことか、とニヤリできる物もあり。こりゃ、人間好きの人じゃないと書けないわな。
いやあ、ミ
ス・マーサのパンは最後の一葉と賢者の贈物と一緒に他の本で読んだけど、何度読んでも泣けるわ……(トホホ的な意味で)
『十月と六月』とか『意中の女』とか文章ならではのトリックv
短編集だし、初心者向けかな、と思ったけどオチは書いてある8割もとに10まで察してねvという形式の物が数本あった(『靴』)とか)から、ある程度読解力必要かもなぁ…… あと語り手が普通に顔をだす語り口。(ここで少し考察をしてみたい、みたいな感じの)好き嫌い分かれるかも。
個人的お気に入り短編
『心と手』
『千ドル』
『甦った改心』
『水車のある教会』
以下ぐだぐだ感想文
●最後の一葉。読む前に【
前読んだとき、冷たい夜の雨の中、老人が細いハシゴと小さな明かりだけを頼りに壁に絵を書く描写が印象的だったなあ】と思ったのだけれど、改めて読んでみたら
そんな描写一っつも無かった件について。どうやら、脳内再現映像を実際読んだモノと勘違いしたらしい。
●物語は前に前に! ですねわかりました。
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