続くにてず~っと前にブログにのっけようとしたまま忘れてた落書き。書くことないのでのっけてみる。
ほら、よく絵師さんが「らくがき」っていってざりざり黒一色で描くじゃないですか。あんな感じで見た夢を続くでスケッチしてみたよ。といっても文章だけどね。スケッチだからオチとかないよ。夢日記はあまり書かない方がいいみたいだけどね~
こんな夢を見た。
私は旅の途中で、電車の窓から外の景色を眺めていた。空は曇天。下に広がる海も灰色。そんな景色がしばらく続いていたが、ふと赤い着物を羽織った幼い少女が何人か海辺に立っているのに気づいた。栗色の髪を顎の辺りでそろえた少女は皆同じ顔で、水彩画のように輪郭から色をにじませていた。ある者は貝でも探しているのか、二人向き合って砂浜を掘り、ある者はただ佇(たたず)んでいる。少女達が人間でない証拠に、一人は着物をなびかせ宙をかけていた。
彼女たちは人ならぬ物、それも見てはならない類の物だということは私にも分かったが、
それでもその光景は美しくどこか不気味で目を離す事ができなかった。
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