舞台とか巫女とか
大昔の日本っぽい。まだ天地創造の力が残っている世界。その力が何かを核に生き物になったのが神。その神が多産や豊作を呼べば和神(にぎがみ)、人に襲いかかったり物を腐らせるようになったら荒ぶる神。(ただし、滅びや腐敗も必要な物なので、悪というわけではない)どちらも不安定なもので、和神も恨みのこもった何か(物とか強い恨みを持った人とか)のそばにあれば荒ぶる神になるし、荒ぶる神も巫女が浄化したりすれば和神になる。
神を浄化する力を持つのは何割かの女性のみ。荒ぶる神は人を襲う事もあるので、占司殿はそんな女性達を巫女として各地を見回らせている。巫女の力を持つ者は少ないため、常時募集中。応募して試験(神になる前のかすかな力が見えるかどうか)に合格すれば巫女に。巫女一人につき旅に出ていない間身の回りの世話をしてくれる采女(うねめ)一人と、旅に出ている間、荷物持ちとか戦いの補佐をしてくれる男の従者二人がつく。旅に出ていない間は他の一般人よりかくだんにいいもの食えていいもの着られるど、その分神の浄化は命がけ……