>ジャガイモとパンとスープ、そして少々のチーズ。それがハディスに供された夕食だった。
え? 異世界にジャガイモがあるのかって? 細けえ事はいいんだよ!(笑)
>必要経費を浮かせ、設けを多くするため、ハディスはなるべく自分で材料を集めるようにしていた。
ハ「でも、たまに旅費が結構かかることあるよな?」
リ「……ええ」
>ケット・シーはプライドが高く、普通の猫のように床に置いた皿からは決して飯を食わない。
リ「犬食いなんてはしたないことするなら飢えて死にますわ」
>見るからに痛そうで、ハディスは思わず顔をしかめる。
ハ(人間はすぐに傷治らんから大変だなあ……)ていう。
>魔法薬は効果が強い分、副作用も強い。魔法のかかった薬で無理やり治すのだから、その分生命力を削られる。
処方には腕が必要。ハディスはどちらかというと攻撃系の魔法よりこういった生物学的な魔法の方が得意
>魂の存在は魔学で証明されている。だが、死んだあとその魂が消えるのか、あの世とやらに移動するのか、はたまた真っ白に漂白されて新しい胎児の体に入るのか、それはまだ証明されていない。
観測がめっちゃむずかしいのだと思われる
>魔法陣に使われている文字で、なんの効果があるのかは見当がついた。魔法陣内の時間の流れを速める物だ。ここに入れた物の発酵を進め、早く肥料にするための物だろう。
個人的に、魔法が日常としてある(技術として確立されている)のなら、普通に『魔法で汚れない服』『とか魔法で冷めない魔法瓶』とか、日常使いされると思うのです。なんで他のファンタジーって攻撃とか封印とか戦闘系の魔法しかないんですかね?
>そう、考えれば単純なことだった。何週間も前に死んだ人間が生き返ってフィルナに斬りつけることができない以上、フィルナに斬りつけた人間を殺し、その後に死体を短期間で何週間も経ったように加工するしかない。
ほ、ほら、トリックがぐだぐだでも推理物じゃないから……(目逸らし)
>覚えおきください、ハディス様。人間のエゴは上手に色々な物に化けますのよ、時に親切、時に悔悛……」
絶対ハディスがひねくれた原因の何割かはリンクスのせいもあると思う(←)