お久しぶりです。書評です。というか、感想文、いやただの感想メモ書きです。
今回読んだのは『気まぐれスターダスト』 星 新一 出版芸術社
短編集に収録されていなかった物の寄せ集め。ううん、ぶっちゃけ内容としてはあんまり…… どっちかっていうとコアな星新一ファン向けかもしれない。一編エッセイっぽいのもあるしね。
でも作品を通しての寓意というか作者ならではの皮肉は健在。天使の奴は皮肉がきいてますな。狐のためいきはなんていうか、うん……
最初の方に収録されている短編は、世にも奇妙な物語のメインじゃなくて、前にスペシャルの時に作品の間に挟まれたショート作品(?)として映像化したらちょっと嬉しい。
憎悪の惑星とか火星航路とか、レイ・ブラッドベリチックだな。SFなのに抒情的。
ジュニアSFの類は、子供の時に読んでたら純粋におもしろかったろうな。携帯がなくて連絡手段が公衆電話って所に時代を感じる……いかにも古き良きSFって感じ。星さんこういうのも書いてたのね。最後平和に解決するのがいかにも児童文学……
ピーバ星の騒ぎとか好きだわ~
それにしても、初めて電子書籍で読んでみたけど、やっぱりアナログ人間は紙の方がいいわ。なんか、こう……電子書籍ってぱらぱらってめくって自分の読み直したいシーンの数行だけを探すって、やりづらくて……
●MEIKOのワンカップ、発売12日か……うかつだった……
●あるデパートでやってるフェルメール展にいこうと思ったんです。電車、強風でとまって、最寄の駅で足止め。結果、30分近く待っても電車来ず。砂と花粉が目に入ってかゆいやら、寒いやらで逃げ帰ってきました……
そういえば、東京でミュシャ展やってるんだよな~いいよね、ミュシャ。
●パピレス、UPPPIにて出版中。三塚の作品も載ってるよ!
教えて下さい、あなただけが知ってる「怖い話」 ~upppiホラー小説コンテスト優秀作品集~
しかし……電子書籍って買ってみたはいいけど、アナログ人間には読みづらい……