野暮用で上野行かなくてはならなくなり、ついでに国立西美術館でやってる
古代ローマ帝国の遺産~栄光の都ローマと悲劇の町ポンペイ~展へいってきました。
一番強く感じた感想。
勉強してくりゃよかった。いや、カエサルの像とかアウグストゥスの像とかあったけど、ローマ史にうとい私には「偉い人の像」という認識しかできないというこの体たらく。詳しい人なら「おお、あれがかの有名な……!!」と感動もできたろうに。もうこうなったら塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読むしかっ!
ギリシア神話やエジプト神話をモチーフにしたのはなんとなくわかりました。ディオニュソスがやたら愛されてましたな。(しかしギリシアの神様も国によって呼び方が違うのでむずかしい……アテナがイタリアではミネルヴァになるのか)
装飾品の類は素直にきれいでしたよ。そして驚いたのが説明の所。普通こういうのにはどこどこで出土みたいなこと書いてありますよね。今回ポンペイから出土した物はどこどこの家部屋何番人骨何番 見たいに書いてあって、ああ、本当に二千年前にこれをつけてた人がいるんだなあ、と実感できました。(ガラスの骨壷に入った遺骨もあった)しかし、当時の人が、自分達が普通に使ってた物がケースに入れられて、それを人が金払って見に来てるなんて知ったらどう思うでしょうね……
↑のリンクサイトにほんのちびっとありますが、当時のある家を再現したCG映像も面白かった。壁画のある今とかモザイクの噴水のある食堂とか。
●あ、チケット撮るの忘れた(汗)
●こういうの見ると、なんか小説のネタ沸きそうだなって思うんだけど、沸きそうなだけでわかないんだよな、実際。
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