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日々あったことを徒然なるままに
 というわけで久しぶりの書評ですよ。今回は恩田陸のMAZE。

あらすじ
 中東のある平原にt建つ、豆腐のような四角い白い遺跡。そこには入り込んだまま戻って来ない人間が多くいるという。その人間消失のルールとは?

 う~ん、つまらなくはなかった。つまらなくは無かったけど…… 同じ恩田さんの作品だったら『麦の海に沈む果実』や『常野物語』の方をお勧めします。
 それにしても、一見オカルト→現実的な説明→やっぱりオカルト の構成は鉄板だな。
 満が推理した「実は遺跡が人間を取り込んでいて、骨を遺跡の材料に……」てのは荒木さんの「屋敷幽霊」(デッドマンズクエスチョンというマンガに出て来る屋敷の幽霊)とかゲームの刻命館を思い出した。テントの周りに足跡が出てくる所は、遺跡の中に入らなければ安心というルールが崩れた感じでほどよく怖くていい。
 男なのに女言葉を使う恵弥が、「自分が女言葉を使うのは、眉目秀麗で有能な自分が妬まれて潰されないようにするため」みたいな事を言うんだけど、前にどこかでマツコデラックスが「オネエだと男からも女からもまともな敵だと見なされない。だから辛口で物を言える」と似たような事を言っていて、内容の一致にびっくり。あと女形は「男から見た女を演じるからこそこの世に実在しない女らしい女ができる」とか、これから世界はどうなるのかとか、主人公達の哲学的(?)な会話の方がストーリーよりも興味深かったり。

以下グダグダな感想
●いや、いくら同じ幻覚物質取ったからといって、二人がまったく同じ幻覚見るとは思えないけど……
●「恩田さんの作品って、面白かった記憶は残っててもストーリーをほとんど忘れるんだよね」と友人に言ったら彼女もそうだと言っていた。情景描写がキレイだから、ストーリーよりもそっちに気を取られるのか?まさしく恩田マジック(笑)
●有名なSF作家が書いた「おーい出てこい」星新一ですねわかります。

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