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日々あったことを徒然なるままに

第一稿が出てきたので載っけてみる。
完成 あふた
http://upppi.com/ug/sc/item/6012/

第一稿 びふぉあ
続きにて

変更点
●ずっと不幸ではつまらないので、幸せから叩き落とすことに
●まわりの鳥をより陰湿に
どうでしょうか。




かつて自分をアヒルだと思っていた白鳥は、うつむいたまま湖を泳いでいました。
前からいじめられていましたが、自分がアヒルではなく白鳥だと分かってからは、ますます一人ぼっちになってしまったのです。鳥の世界では、美しい白鳥は貴族のような物でした。アヒル達の所にいけば、「白鳥さん、なんのごようでしょう」と気を使われて、本当の仲間にしてもらえません。白鳥の所にいけば、「下賤(げせん)なアヒルと一緒に育った卑しい子」と冷たい視線を浴びるのです。
 その白鳥は、ずっと自分がアヒルだと思っていました。だから、アヒルの皆とも、白鳥の皆とも仲よくしたかったのです。ですが、やっぱり不幸なのでした。
 思い悩んでいた白鳥は、近づいた人影に気づきませんでした。

 バン! 銃声が響き、パッと白い羽が飛び散りました。
「おお、これは美しい羽だ。これならお姫様のドレスを飾るにふさわしい」
 白鳥の死体を袋に入れながら猟師が言いました。
「ね、ね、私達が言った通りでしょう? 一羽、特にきれいな白鳥がいるって」
 猟師に得意顔で近づいてきたのは、昔白鳥をいじめていた数羽のアヒル達でした。
 アヒル達は、好き勝手にわめき始めます。
「猟師さん、いい情報を教えてあげたんだから、約束通りおいしいご飯をくださいな」
「まったく、あの不細工が白鳥だったなんて!」
「私達は、がんばったって白鳥になんかなれないのに!」
「あたし達よりキレイになるなんて生意気なのよ」
「当然のむくいよね、あははは……」

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